タバコとアルコールに注意!

中性脂肪の増加に関して非常に悪い存在にアルコールがありますが、実は喫煙も大きな原因となります。中性脂肪とタバコ、アルコールの関係を調べてみましょう。

 

・アルコールとの関係

アルコールを摂取すると肝臓に運ばれますが、そこで分解解毒が行われる過程で実は中性脂肪が合成されます。作られた中性脂肪はだいたい24時間ほどかけて体内の器官に運ばれますが、毎日たくさんアルコールを摂取するとこうした代謝が追いつかなくなり、余った分が肝臓に蓄積され、脂肪肝を招くことになります。

 

また、肝臓が常に働いている状態ですし、解毒はとても負担の大きい作業ですので、肝臓が疲れ果てて機能が低下しやすくなります。

 

そうするとどんどん悪循環になり、代謝し切れないアルコールが余分な中性脂肪となって肝臓を傷めていくことになるのです。適度であれば良い作用もあるお酒でも、後先考えずに摂取していると大変な病気を招くということです。

 

・タバコとの関係

タバコが中性脂肪と関係するのは、タバコが中性脂肪の消費効率を非常に悪くすることに関わっています。いくら中性脂肪対策をしていても、タバコを吸っている以上効果はありません。

 

アルコールと違って良い作用が一つもないので、タバコに関しては止める努力しかありません。

 

そもそも喫煙者はメタボリックシンドロームになりやすいことが指摘されていて、内蔵型の肥満と高脂血症などの脂質異常、高血圧症などが重なった危険な状態を指しています。

 

実際に喫煙者は1.37倍から3.4倍までの高い確率でメタボリックシンドロームの危険性があり、タバコは肥満を増進させる元凶ということがわかっています。

 

内蔵脂肪を増やす物質にコルチゾールがあるのですが、喫煙はこれを増加させます。
ホルモンの分泌も減少するので、内蔵脂肪も増加します。

 

インスリンの効き目を悪くしたり、脂質代謝異常を起こしたり、喫煙は内蔵肥満に非常に悪い影響を与えます。内蔵脂肪はほとんどが中性脂肪ですから、肥大した脂肪細胞を正常な大きさに戻すためにはタバコを止める必要があるのです。